みなさん、こんにちは。
10月8日は「門真ジャズフェスティバル2012」が開催されました。
お天気にも恵まれて、人がいっぱい!子どもさんもいっぱい!
京阪・古川橋駅周辺が大変にぎわった一日となりました。
ジャズフェス大好き男・レポート担当Wがお送りいたします。
今年の門真ジャズフェスで、僕が個人的に注目していたのが、この企画。
市民音楽団体の「門真ハモニカ同好会」による、「ハモニカジャズコンサート」です。
なぜ注目していたかというと、
じゃじゃーん!
大御所ピアニスト・藤井貞泰さん率いるトリオが共演していたんです。
藤井貞泰さん。
なんでも今年の門真ジャズフェスは、「地域の資源を活かそう」というねらいがあり、「資源を活かす」なんていうと難しいですが、ひらたく言うと、地元の音楽愛好家とジャズのコラボをやってみようっていう企画が立ち上がったそうです。
白羽の矢が立った「門真ハモニカ同好会」は、ジャズの演奏経験も知識もなかったため、藤井さんが5カ月間、合計6回にわたって指導。
同好会のレパートリーとジャズがあまりにかけ離れていて、演奏する側も指導する側も、最初はずいぶん戸惑ったなんてエピソードも、笑い話として紹介されてました。
「門真ハモニカ同好会」は平均年齢74歳。
客席からは「おじいちゃーん」とお孫さんの声援も。
ハモニカにもいろんな種類があるんですね。
おそらく低音が出るハモニカでしょうが、吹くのが大変そうでした。
「藤井貞泰トリオ」。左から、湯川さん(ドラム)、藤井さん、財盛さん(ベース)。
ハモニカとジャズのコラボは、藤井さんにとっても楽しい企画だったそうです。
「毎日2時間練習した人もいた。同好会のみなさんの熱心さに感動しました」と藤井さん。
「『好き』だという気持ちがあると、続けられるし頑張れるものですよ」と、ご自身のピアノにもなぞらえて語ってくださいました。
藤井さんは、ピアノを弾いてないときもカッコよかったです。
ピアノトリオ演奏も聞くことができました。
「いそしぎ」と「枯葉」の2曲に、会場全体が聞き惚れました。
こんなユニーク(ハモニカ同好会+ジャズ)で、贅沢(大御所が共演)な企画が実現しちゃうのも、ジャズフェスならではじゃぁないでしょうか。
しかも入場無料!
だからジャズフェスはおもしろい、と、再確認した僕でした。
ほかの会場ものぞいてみました。
京阪・古川橋駅から徒歩1分。
「リカルドズ・カフェ&デリ」で演奏していた「N&Y2012」。
さらに駅を背にして南へ徒歩5分ほど。
「カフェ・オシノ」では「J-SMURT」が4バースで盛り上がっていました。
カフェの雰囲気とジャズがぴったり合っていて、なんだかお洒落な空間でした。
さて、この日は「門真ジャズフェスティバル」と同時に、「ラブリーフェスタ’12」「門真ジャズアートプロムナード2012」というイベントも開催されておりまして、界隈は想像以上の人出。
お祭りムード満点です。
以下は、「門真ジャズアートプロムナード2012」の一コマ。
「門真ジャズアートプロムナード2012」のオープニングは、「京街道JAZZライン」ではおなじみの「TU-KO JA22」と「MMS」が出演。
盛り上がっていましたね。
ルミエールホールの外では、若い芸術家さんたちが、絵などを制作中でした。
あなたは誰?
無言のパフォーマーに遭遇!
そして、「ラブリーフェスタ’12」は、まちづくりの一貫として開催され、今年で9回目を迎えるイベント。
古川橋駅周辺のあちこちで、催し物がめじろおしでした。
サンジョゼ広場の「大阪メチャハピー祭」にて、待機中のグループに遭遇!
これから踊るんだって。がんばって!
僕は、古川橋駅前の、並木が立派なこの通りが好きなんですが、こんなに人がいる様子ははじめて見ました。
古川橋駅北側の古川橋本通商店街では「100円商店街」が開催。
「100円で楽しめる何か」が各店に用意されていて(例えば写真のように金魚すくいなど)、にぎわっていましたねぇ。
ほほう、美容室は前髪カットが100円ですか。
考えましたねぇ。
幸福町公園には「ふれあい動物園」まで登場。
こらこら鶏を走って追いかけてはいかん、とついつい子どもさんを叱りたくなる僕でした。
ほんっとうに盛りだくさんの一日!
「門真ジャズフェスティバル」などなどイベントにかかわったみなさま、お疲れさまでした!
(取材/レポート担当W)
今回の記事のDATA
門真ジャズフェスティバル2012
開催日/10月8日(月・祝)
場所/京阪・古川橋駅周辺
メモ/「門真ジャズフェスティバル」にあわせてアートイベントや100円商店街なども開催され、いろんな楽しみ方ができる一日になりました。